車線変更中のオービス測定データは信用できない

速度違反摘発の測定データは信用できない…裁判所が公訴棄却 | Response.
速度違反摘発の測定データは信用できない…裁判所が公訴棄却 | Response.

オービス(速度違反自動取締機)によって80km/hで走行している現場を記録され、道路交通法違反(速度超過)の罪に問われた男性に対する判決公判が26日、神戸地裁で開かれたそうです。裁判所は男性に対し、無罪にあたる公訴棄却を言い渡したとのこと。

それぞれの発言を以下にまとめました。

被告(速度超過とされた男性)

「30km/hの超過ができるような状態ではなかった。記録内容には納得できない」

「当時の速度はもっと低かった」

「測定当時は車線変更を行っていた」

原告(検察)

「車線変更を行っていたという証拠はなく、測定した結果に誤りはない」

裁判官

「被告人は計測時、車線変更中だったと主張しており、検察側はこれを否定しているが、車線変更をしていたという供述が虚偽であるという客観的な証拠の提示はなく、被告の証言を否定することはできない」

「車線変更中に測定が行われたとすれば、実際には低い速度で進行しているにも関わらず、測定器は高速度で接近していると誤認することもある。結果として被告のクルマが出していた速度が80km/h未満だった可能性があり、これを否定する証拠や目撃情報もない」

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