CakePHPカンファレンス東京と初めての150人規模のイベント運営ポイント
「ブログに書くまでが勉強会です」(安藤さん)
...というわけで、大変遅くなりましたが2008年10月25日に開催されました(しました) CakePHPカンファレンス東京のレポートと、初めて150人規模のイベントを運営したときに思ったポイントを共有したいと思います。
充実したイベントになりました!
CakePHPプロジェクトリーダーのGarrettを招き、50分の講演が4本、LT4本、そして70人近くで懇親会という丸一日ガッツリなイベントになりました。
僕は当日は主に会場受付と懇親会の受付担当で、入場は終日可でほとんど受付にいてそわそわしていました。そのため集中して講演を聴くのは難しかったのですが、協賛価格で会場提供して頂けたデジハリさんの設備が充実していたおかげで、大きなスクリーンとしっかりした音響で受付からでも快適に聴講できました。デジハリさんありがとうございました!
以下感想です。
基調講演(安藤さん)
- About CakePHPといった内容。これから使う人や、これから周りに広めていく人にとって参考になる点が多かったと思います。
 - さすが安藤さんといった安定したプレゼンでした。データの使い方もうまいです。
 - 会場でCakePHPの使用状況を挙手アンケートで、実際にCakePHPを使用しているのが半数以上で、その中でも業務で使っている人の割合も結構いる感じでした。もうそこまできているんですねえ。
 
Agileな開発現場での実践例(岸田さん)
- テストドリブン開発の運用ポイントの話。実際にかなりテストケースを書かれているそうで、実践的でハードコアな内容でした。
 - 僕も1.2から導入されたUnitTestを使って最近の開発でテストケースを書きました。安心感がすごいです。ほんとに。テストを書くと「テストしてるし、実際に動いてるし、ここは全く心配いらない」と思えます。
 
お昼休憩
お昼ごはんはGarrettと堂園さんと吉野家で牛丼を食べました。ベリーティピカルファーストフードインジャパン。Garrettはうまそうに牛丼並を食べてました。
CakePHP and beyond (Garrett & 堂園さん)
動画でぜひ!
- Garrettの印象は「ザ・プロジェクトリーダー」「温厚」「笑顔」「物腰柔らか」
 - 一般論として通用するいい話がたくさん。哲学を専攻してたことが影響してるのかな。
 - 「我々はバグチケットの残った状態をStableとは言わない」
 - 「バグチケットの数はSymfony、Zend Frameworkと比較して最も少ない。」
 - 堂園さんの翻訳がスムーズ!わかりやすい!超GJでした。そして日本語ができないGarrettに1日中通訳していたことも驚愕です。おつかれさまでした!
 - スライドの文字がustで読みづらい感じだったので、受付からプレゼンの文字をustのチャットに打ち込んで流してみた。けっこう楽しかったw
 
XoopsCubeなのにCakePHPを使う! (haltさん)
- 力が抜けた楽しい講演w
 - でも内容はしっかりどころでなくすごい。
 - ワンクリックでXoopsCubeのプラグインをCakePHPで開発できるツールはGJすぎる。
 - XoopsCubeは全く使ったことないけど、使ったことある人にしてみたらすごい刺さるプレゼンだったと思う。
 
LT
- 全体的に時間が足りなかった様子...
 - 内容がしっかりしてていい意味でLT向きじゃなかったので、もうちょっと時間に余裕を設けて5~10分にしてもよかったかも。5分にこだわらなくてもいいかな。
 
懇親会
- イベント終了後すぐに懇親会会場入り口で受け入れ準備。
 - 会場に入れるポイントが1つだったので、会費をいただいてから入場するスタイルがとれてしっかり集金できた。
 - 和気あいあい!
 - CakePHPリアルケーキ!「撮影タイムですよー!」(鈴木さん)w
 - いろいろなものにサインをねだられているGarrett。
 - 懇親会終了後の三次会があったようです。僕は用事のため懇親会が最後でした。
 
150人規模のイベント運営のポイント
僕の担当は公式サイトの更新と会場受付、懇親会受付でした。
- 最初に運営陣で顔合わせしておいてよかった。
 - Ustの告知は早めにしてもよかったかも。
 - 懇親会のキャンセル誤差はハラハラする。(高木さんおつかれさまでした)
 - スタッフは多ければ多いほどよい。
 - あとから運営が増えてもそれほど問題ない。
 - 当日、役割を与えられていないスタッフが2~3人いるとよい。突発的な動きとかしてもらえる。
 - イベントは日がずらせない本番一発勝負なので、体調崩しちゃうスタッフも出ちゃう。だからスタッフ人数には余裕があるといい。暇なときがあるくらいでおkだと思う
 - 会場のお片付けはみんなで協力してもらえる。(無料ということもあるかも)
 - 協賛金の受け取りが意外な悩みになる。協賛金を法人口座で受け入れて、領収書を出せる団体or会社の協力が必要。
 - 気づいたことは確認なしでやっちゃっても大抵は問題ないので、スタンドアロンで自己判断でどんどん動いたほうがいい。
 - WriteboardのようなWikiかGoogle Groupのようなグループウェアがあったらもっと楽だったかも。
 - スタッフは基本的にばたばた。
 - フルタイム運営なので懇親会のころにはぐったりw 休憩時間はスタッフにとっても必要なんだと思った。
 
おつかれさまでした!ありがとうございました!
協賛企業さま、後援企業さま、スピーカーのみなさん、運営委員会のみなさん、そして参加者のみなさん、おつかれさまでした!ありがとうございました!
ちなみに僕の勤める株式会社ヨセミテでは現在CakePHP1.2RC3で自社サービス開発しています。CakePHPで開発したいエンジニアの方はぜひご連絡ください!




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