便利だと思ってたものが、実は心理的負荷だった

「写真には、1~10秒間の閲覧時間を設定できる。設定時間を超えたら写真は自然消滅する。」というSnapChatが人気だそうです。

「写真が残ること」は便利だけど、必ず残ってしまうとあとあと面倒なことになるかもしれないといった、心理的負荷の側面が実は大きかったということでしょう。

似たような体験として、最近、月額動画サービスのHuluに入会したのですが、月額固定で映画が見放題になったことで、どんな映画でも大して吟味せずにポンポン観るようになりました。特に「一度観た映画」を結構な頻度で観てしまう自分の行動に驚いています。

これも同じように「オンデマンドで好きな映画を選んで観られる」という便利さが「お金を払うからには、失敗しないために慎重に選ばなければいけない」という心理的負荷になっていたんだなーと思います。

てか今さらですがHulu便利ですね。あらゆるデバイスで再生位置・履歴が同期されるのは、Kindleプラットフォームでの読書体験に近いものがあり、手元にDVDを持っているより利便性が高いです。周囲のHuluユーザーの中には「DVDで持ってるけどHuluで観てる」なんて人もいました。

別の話ですが、長尺のコンテンツはクラウドとの相性がいいのかもしれません。

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