早朝出勤とポジティブ自宅残業で集中できる時間を作る

エンジニアは静かな環境を好みます。短時間に多様でかつ忘れやすい情報を頭に詰め込んで作業を行うため、集中することで作業効率がかなり上がることを知っているからです。

最近職場のフロアの人数がかなり増えて話し声が絶えないようになり、環境を改善できないかと思い始めました。よくある案として「早朝出勤する」といった策がありますが、私の場合は朝の1~2時間だけでは早起きするだけのモチベーションに繋がりませんでした。

そこにふとヒューマン2.0のシリコンバレーでの生活習慣についての一節が目にとまりました。

目次

ポジティブな自宅残業

──それでも独身モノはそれなりに同僚と出かけたりもするが、家族もちの場合、相当数が朝晩家で食事を取っている。残業は夕食の後に家ですればよいので。

残業は夕食の後に家ですればよい」というのは「仕事を家に持ち帰る」といったありがちな風に見えますが、ここでいわれている自宅残業は「家族との夕食のために、家に仕事を持ち帰る」といったポジティブな考えの結果です。けっして「会社で仕事が終わらないから仕方なく家に持ち帰る」といったネガティブな行為ではありません。

今までなんとなく自宅へ仕事を持ち帰ることに抵抗があったのですが、それはきっとネガティブに自宅残業をしている人を見ていたからでしょう。

これに気づいてから、自宅残業が魅力的にみえてきました。

ポジティブ自宅残業のメリット

集中できる

ほとんどの場合、自宅は職場よりも集中できる環境でしょう。

夕食を自宅でとれる

早朝出勤と組み合わせるとゆっくり自炊できます。自炊は健康的だし節約にもなります。

夕食以外にも、できることが増える

早朝出勤と組み合わせて17時ごろに退社できれば、図書館に寄ったりすることができます。

勤務時間の変更って、無理じゃない?

ケースバイケースですが、無理だと決めつけずに上司に相談してみるといいんじゃないかと思います。動機が純粋ですから、普段の行いが悪くなければ好意的に受け止められると思います。

結論

メリットが大きそうなので、試してみることにします。

コメント / トラックバック

コメント / トラックバック 3 件

  1. やまもと より:

    メリットのみをあげてますが、デメリットはないんですか?

  2. 沙悟浄 より:

    初めまして
    似たことをしている友人がいます。
    飲み会を決して忌避するわけではありませんが、10時には必ず中座してでも帰って行きます。
    これを人により好意的に見られない場合があるように思います。
    自分の場合は、「奥さんがかなり厳しい」ことも知っている(大抵のメンバーは知らない)ので理解できていますが・・・

  3. おがさ より:

    家庭に仕事を持ち帰ることは、セキュリティー面からもあまり好みませんが、私はもっぱら早朝出勤を常としています。8時45分始まりの会社ですが5時50分頃出社しています。
    電車は必ず座れる。人とぶつかり合うストレスもない。車でも道路はガラガラ
    まず、電話がかかってこないので仕事に集中出来る・
    残業は駄目です。「居るだろう」と電話がかかってきます。 相手の居る仕事は出来ないかもしれませんが、一人で片付けられる仕事を早朝に片付けメールなども先に投げておくと、こちらのペースで仕事が進められます。
    おかげで定時退社後も時間が有意義に過ごせますし最高ですよ